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「両刃の剣を持ちなさい」 士師記3:15~22
左ききのエフデがイスラエル人の救助者となってモアブの王エグロンの手から国を救い
出したが、その奥義を探って見ましょう。まず、左ききの意味はヘブライ語で右手に障害
があったという意味です。即ち、主は人の容貌や才能を見て用いるのでないことを意味し
ます。(Ⅰコリント1:27)イエス様の12弟子も社会の中心人物ではなく疎外された弱者で
した。私たちも障害を持っています。即ち、足りない部分があります。しかし、それによって
さらに主を頼り、謙遜になり、もろ刃の剣を持つようになればエフデのように用いられます。
エフデは長さ50㎝ほどのもろ刃の剣を作って、右足のももの上の帯にはさんで着物で隠し
てみつぎをささげる者たちと一緒にエグロンの前に行って秘密のお知らせがあると言っ
て、二人きりになった屋上の部屋で左の手を伸ばして右ももから剣を取り出し、王の腹を
刺した時、柄も刃も共に入ってしまって、太った体の脂肪が刃をふさいでしまった。と語っ
ています。この出来事の霊的奥義はへブル4:12節とエペソ6:17節によって左ききの
エフデが刺したもろ刃の剣の意味は鋭く研ぎすました聖霊の剣、即ち、鋭いみことばの剣
でサタンの勢力に打ち勝ったことを意味します。
新年は聖徒皆が鋭いみことばの剣を持つことが出来るように、さらに謙遜になってみこと
ばの剣を一層鋭く研ぎすましてエフデのように両刃の剣を持つように、主イエスの御名で
祝福します。アーメン。